中山七里の『殺戮の狂詩曲』!
高級老人ホームで、介護職員の男、忍野が入居者を次々虐殺する!
好人物と思われていた忍野の邪悪…
〜老人と障害者の切り捨ては国の急務〜
忍野を弁護することになった悪名高い弁護士、御子柴は、被害者家族の話を聞くため一軒一軒周り、ある事に気付く!
忍野の思想とはどこから来たものなのか???
…
2016年に発生した「相模原障害者施設殺傷事件」を彷彿させる話し…
御子柴弁護士が被害者家族の話を聞いて回る部分と、裁判での被害者家族の供述部分がほぼほぼダブっていて中だるみ感があり、無駄なようにも見えるけれど、その中に重要なポイント?真実?があったのか〜!
でも、結局罪のない9人もの人達を殺めてしまった忍野の死刑は揺るがない…
なんか、御子柴シリーズの中ではあっさりし過ぎているストーリーでした。。。