中山七里の『棘の家』!
中学校教師の穂刈の娘(小6)が自殺未遂を図る…
原因はイジメ…
マスコミをはじめ、世間は加害者家族を攻撃し始めるが、加害者の少女が何者かに殺されてしまう…
加害者の少女を憎んでいるのは穂刈家の人々…
穂刈は家族を信じようとするが、アリバイ等に疑惑が生じ、その疑惑はアリバイ以外にも広がり…
一体、真犯人は誰なのか???
…まずまずだけど、中山七里作品にしては珍しく後味が悪い。。。
穂刈のクラスのイジメ問題はどうなったのかな?
穂刈の教師としての立場は?
穂刈の妻や自殺を図った娘の心の闇は?
真犯人が分かった後、世間はどうなる?
穂刈の家族のその後は?
長年、一緒に生活をしていても、夫婦でも親子でも心の奥底まで理解することってなかなか出来ないことなんだろうけど…
穂刈家の今後、凄く気になります。。。。。。