これからはゆっくり。。。

旅行記・読書・食べ歩き・子育てetc...

『闘う君の唄を』

中山七里の『闘う君の唄を』!

新任教諭として、埼玉県の片田舎の神室幼稚園に赴任した喜多嶋凛…

モンスターペアレンツ達と対立しながら、自らの理想とする教育を実践していき、少しずつ周囲から認められていくが…

凛には人に知られたくない生い立ちが…

実は凛の父親は昔、神室幼稚園の通園バスの運転手をしていて、神室幼稚園の園児3人を殺害した容疑で逮捕され、裁判では死刑判決が出て、獄中で病死…

その秘密が遂に保護者達に知られてしまう…

追い詰められた凛…

そして、驚愕の真実が…

前半と後半では随分色味の違うストーリーでした!

前半は身勝手なモンスターペアレンツやそれに流されてしまう園長にイライラしつつも、可愛い園児達や奮闘している凛を応援!

ところが後半になって何やら随分重い話になっていき…

正直、父親が園児殺害の死刑囚だったという凛に自分の大切な子を預けたくない…という保護者の気持ちは分かります… 

分かります…が…

針のむしろに立たされた凛が逃げ出さず、良かった💦

そして事件の真相にはビックリ!!!

年少の子供達があまりにも大人びていて、その辺はちょっと違和感がありましたが、全体的にはなかなか面白い作品でした!

 

ミモザネイル♪

桜の開花はいつか、いつか…とニュースになる季節ですが、今はミモザも旬♪

なので今回はミモザネイルにしてみました🎶

ほとんどネイルシールを使ったので楽ちん♬

あっ、でも…

数年前に私のパーソナルカラー診断をしてもらった時、黄色は似合わない…って言われたんだった💦

でも、春っぽいし、元気の出るビタミンカラーだし、これはこれでヨシとしよう!!!

ホワイトデーのケーキ♡

今日はホワイトデーなので、まっちんが仕事帰りに大好きな『ハーブス』のケーキを買ってきてくれました♡

いつも「1人1個ずつで良いよ!」って言ってるんですが、今日はお店に「お1人様6個以上」の貼り紙があったって!

嘘つき〜笑笑

でも嬉しい♡

ありがとうございま〜す♡♡

 

『食堂かたつむり』

小川糸の『食堂かたつむり』!

同棲していた恋人に全てを持ち去られ、恋と同時にあまりに多くのものを失った衝撃から、声を失った倫子…

たったひとつ、手元に残った祖母から譲り受けたぬか床を持って、山あいのふるさとに戻り、1日1組のお客様だけをもてなす、決まったメニューのない小さな食堂「かたつむり」を始める…

この食堂の料理を食べると恋や願い事が叶うという噂が広がり、次第に食堂かたつむりは評判になるが…

著者のデビュー作で、柴咲コウさん主演で映画化もされた作品です!

嫌がらせをしに来たお客はおいといて、、、

倫子の周りの人達の心の暖かさにとてもほっこりしました♪

料理の場面はとても細かい描写で、挿絵も写真もないのに、その料理が目に浮かぶようで、私ももっときちんと、もっと丁寧に料理をしないとっ!!!と思いました!

…が、多分これからも「だしの素」のような物に頼ったりしちゃうんだろうなぁ笑笑

母親が飼っていて倫子も食事の面倒をみていた豚(エルメス)を解体していくところはちょっと苦手だったけど、少しの部位も無駄にしないで食べてあげるという愛情も感じました!

ただ、これを映像化した…となると、見てみたいような、見たくないような…感じです💦

 

王様のフルーツケーキ@足立音衛門

凄く凄く「栗のテリーヌ」が美味しかった『足立音衛門』の「王様のフルーツケーキ」を購入しました!

これはまっちんが会社でどなたかからの差し入れで食べた事があるみたいで、「超絶美味しい♡」と言っていたものです!!

今回は楽天ショッピングの1,500円引き券を利用!

そうでもしないと、こんな高級なものはなかなか自宅用に買えないので💦

早速カットして…

美味しい♡

ドライフルーツ、たっぷり過ぎ♡♡

ドライフルーツ率、70%って感じ♡♡♡

これは9月から3月までの期間限定もので、4月から8月までは「王妃様のフルーツケーキ」っていうのもあるみたいなので、チャンスがあれば、そっちも食べてみたいです♪

いやいや、チャンスがなくても食べてみたいっ!!!

『何様』

朝井リョウの『何様』!

直木賞受賞作品「何者」のアナザーストーリー6篇!!

光太郎が出版社に入りたかった理由…

理香と隆良と出会い…

瑞月の母の心の問題と父の葛藤…

拓人を落とした面接官は今…

「何者」を読んだのはほぼ1年前…

面白かったけど、流石に登場人物の名前は覚えてなくて、この本を読んでも全くと言って良いほどリンクしない💦

それでも、この本単品としても楽しめる1冊です♪

どの話も、未熟な人間だからこそ、悩み苦しみながら精一杯生きている…って感じの、でも剥き出しではない生命力を感じました!

『まだ人を殺していません』

小林由香の『まだ人を殺していません』!

78歳の女性と5歳の女児を殺害して、自宅でホルマリン漬けにした勝矢は翔子の義兄…

事故で自分の娘を亡くし、夫とも離婚して1人暮らしをしていた翔子は、亡くなった姉の忘れ形見で勝矢のひとり息子の良世を預かり育てることにした…

しかし、良世は掴みどころがなく、何を考えているのか分からない…

不気味な行動が多い良世を育てることに自信が持てない翔子の不安は日に日に大きくなっていくが…

「悪魔の子」と噂される良世は、本当に「悪魔の子」なのか? 

タイトルが衝撃的で、表紙の兎を抱いている男の子の絵から、この男の子は動物を虐待しているけど、まだ人には手を出してない…って事なのかな〜…と想像していたけど…

違った💧

かなり重たいテーマですが、人との出会い、人を信じる事の難しさ、犯罪加害者の親族の苦悩、どう子供と向き合っていくのか、愛とは何か…などなど、色々考えさせられる物語でした!

 

 

伯母の100歳祝いの千羽鶴㊗️

伯母の100歳祝いの千羽鶴が完成しました♪

正確には百羽鶴だけど💦

一応、私の母からのお祝いなんですが、鶴の半分ちょっとはえいちんが折って、残りは母が折り、今日急遽「白があった方が良いかもね!」ってことで私が白い鶴を10羽折って、10羽づつの束を私が8本、母が2本作り、無事に完成🙌

ネットにあがっている千羽鶴のように、きちんと色を揃えたり、綺麗に束ねたりは出来なかったけど、これはもう「気持ち」が大切だからねっ🎶

数年前から施設で生活してるけど、特に大きな病気を抱えている訳ではない伯母…

まだまだまだまだ長生きして欲しいな〜♡

『迷彩色の男』

安堂ホセの『迷彩色の男』!

男性限定のクルージングスポットで26歳の男が血まみれで発見された!

容疑者は、あの夜、あの建物、あの扉から逃げた男達全員…

事件の背後に浮かび上がる迷彩色の男とは…

芥川賞候補ってことで図書館に予約した本!

こんな世界もあるのかも…と想像出来るような、いやいや、想像すら出来ないような、深い深い陽の当たらない暗い場所での出来事のような話…

ちょっと分かりづらい描写もあったし、私にはきちんと読み取れなかった部分もありましたが、なかなかの世界観だし、こういうフィルターの掛かったような作品が芥川賞候補になるのは、なんとなく納得出来るような、そんな作品でした!

『龍の墓』

貫井徳郎の『龍の墓』!

東京都町田市郊外で身元不明の焼死体が発見され、被害者の身元が判明したものの、都内で第2の事件が発生する!

すると、人気VRゲーム『ドラゴンズ・グレイブ』の内容と類似しているという書き込みがネット上で騒がれ始めた!

ネット上の噂は本当なのか?

捜査本部でペアを組む女刑事の真萩と捜査一課の南条は、ある濡れ衣で警察を辞めていた瀧川に『ドラゴンズ・グレイブ』の続きをプレイして事件の謎を解くように依頼するが…

犯人の狙いはいったい何なのか?

ゲームの中の話と現実の事件&捜査の話を行ったり来たり…

しかも、ゲームの中の話のボリュームが大きくて、全くゲームをしない、ゲームに興味のない私には読みづらかったです💦

犯行動機も謎解きもいまひとつスッキリしないし、登場人物も魅力的な人がいないし、読むのに疲れたし、貫井徳郎作品ファンの私としては少しガッカリな作品でした。。。