丸山正樹の『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』!
仕事で挫折し、結婚にも失敗した荒木尚人は、生活のために唯一の技能を生かして手話通訳士になり、そこで運命の女性、留美に出会う…
過去に自分が関わった事件と新たな事件、その2つの事件の真相とは…
…
この本を読んで、初めて、手話には「日本手話」と「日本語対応手話」など、複数の種類があることを知りました!
「日本手話」が出来るからといって、「日本語対応手話」が理解出来るとも限らない…
その反対も…
「音声日本語」も誰もが分かる訳ではない…
そして、「コーダ」という言葉の意味も…
今年の春、『コーダ あいのうた』という映画を見たにも関わらず、私ったら💧
「Coda コーダ」=Children of Deaf Adults(両親ともにろう者である聴こえる子)
コーダは、聴者からは障害者として見下され、ろう者からは「お前はろう者じゃない」と排除されてしまうなんて、とても辛い。。。
ろう者に限らず、えいちんの世界(広汎性発達障害、自閉症、知的障害などなど)でも、障害が重い、軽いなどで壁が出来てしまう事があるみたいで…
幸い?、私もえいちんも鈍感なので、そういう事で嫌なこと思いをしたことはありませんが、結構よく聞く話しです💧
マイノリティーでも生きやすい世の中、差別のない世の中になって欲しい。。。
たくさんの人に読んでもらいたい一冊でした!