黒木昭雄の『栃木リンチ殺人事件 警察はなぜ動かなかったのか』!
もう最後は涙が出てきました。。。
先日読んだ同じ筆者の『神戸大学院生リンチ殺人事件』も酷かったけど、この事件も余りにも酷い!
人間の出来ることではない!!
そしてまたもや警察の怠慢。。。
さらに加害者、被害者が籍を置いていた日産自動車と警察の癒着。。。
日産自動車はそんなに企業イメージが大事だったのか?
従業員の命よりも???
逆に日産自動車のイメージ、私としてかなり悪くなりました!
そして、被害者の両親はとても立派だったと思います!
色々なところに足を運び、時系列もまとめ、訴え、証拠を探し…
こういう親もいれば、加害者の親のように「ウチの子に限って…」と子供に甘く、事件が明らかになってもまさに他人事のような態度…
今、「親ガチャ」と言う言葉がにわかに流行っているようですが、私はあまりその言葉は好きではありませんが、どんな親に育てられたのか?どんな家庭環境だったのか(母子家庭とか片親とか…って話ではなく、あくまでも親子関係)?は、人間形成にとても重要なことだと改めて感じました!
沢山の人達に読んでもらって、あまり報道されなかった真実を知ってもらいたい、そんな一冊でした。。。