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『19歳 一家四人惨殺犯の告白』

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永瀬隼介の『19歳 一家四人惨殺犯の告白』!

1992年に起きた、千葉県市川市で一家4人が惨殺された事件のノンフィクションもの!

これほど身勝手な犯罪があって良いものか…

自分の置かれた状況を全て親や祖父、その他周りの環境のせいにして、全く非のない家族を惨殺、しかもまだ4歳の幼児にまで手をかける残忍さ!

さらに、暇つぶしってことで、15歳の少女を家族の遺体の側で何度も強姦…

言葉にならない。。。

今まで何冊か、加害者に死刑判決が下った事件の本を読みましたが、ほとんどの加害者は裁判中であったり死刑確定後であったり個人差はありますが、自分の犯した罪に真摯に向き合い、もがき苦しみ、後悔し、被害者や被害者家族に懺悔していくものなのに、この事件の加害者は結局最後まで本当の反省はせず、言い訳で終わってしまったようで、とても残念…と言うより、許せません!!!

せめてもの救いが、唯一生き残った当時15歳の少女が、今は結婚し、夫とヨーロッパで穏やかな生活を送っているということ!

勿論、心と身体に受けた傷が全く無くなるなんてことは到底無理だろうけど、、、

とにかく、読後感が物凄く悪い1冊でした!