高瀬隼子の『おいしいごはんが食べられますように』!
初めての作家さんです!!
職場でみんなが守りたくなるような存在で、料理上手な芦川さん…
そんな芦川さんと食に関しての考え方は違うものの、ふとしたきっかけで付き合う事になった二谷氏…
仕事が出来て頑張り屋の押尾さん…
その押尾さんが、「二谷さん、わたしと一緒に、芦川さんにいじわるしませんか」と…
心がざわざわする、職場での食べ物を通しての人間関係…
勝ち負けではないけど、最後に勝つのは誰???
…
いや〜、、、
私、芦川さん、嫌いだわ〜💦
ここでの芦川さんは職場でほとんどの男性からも女性からも守られているけど、どちらかと言うと、男性からは好かれるかもしれないけど、女が最も嫌いな女って感じ!!!
自分は善かれと思ってやった事でも、他者からすると善意の押し付けってこともあるし…
だいたい、どんなに忙しい時でも早い退社が暗黙の了解で許されていて、最初はそのお詫びのつもりだったんだろうけど、手作りお菓子を会社に持ってきて、しかもそれが、会社でカットしないとダメなホールのケーキだったり、そもそも人数分なかったり…
会社でも甘ーいケーキ、家でも手の込んだきちんとしたご飯…
私、無理だわっ💦
そんな芦川さんに、いつ二谷がキレるか…と読み進めて読み進めて、最後の最後に「容赦なくかわいい。」って…
私は押尾さんの方に魅力を感じるけどなぁ💧
凄くお腹がもたれる、嫌〜な読感な、面白い作品でした!!!