青木理の『絞首刑』!
青木理氏は私が毎朝見ている「羽鳥慎一のモーニングショー」で、今年の春くらいまでコメンテーターとして出ていた方で、コメンテーターとしての彼の発言がとても好きでした♪
(特にテレ朝社員の玉川さんとのやりとりが私のツボ笑笑)
でも、好きな割には青木理氏が本を出していた事を最近知り、まずは一冊…と手にした本です!
死刑判決が出るような凶悪事件の加害者、被害者家族、死刑執行者、その他、さまざまな人達の視点から死刑制度に疑問を投げかけているルポ!
私は死刑制度に賛成とか反対とか、強い信念を持っているわけではありませんが、残虐な殺人事件のニュースなどを耳にすると、死刑判決も仕方ないのかな…と思ってしまいます!
そしてもし、家族や友人など、自分の身近な人が殺害されてしまったら、今の私なら加害者の死刑を望んでしまうんではないか…と…
ただ、加害者が死刑になったからといって心が救われる事はないだろうし、その先に穏やかな生活が待っているわけでもないだろうから…
この先の感想が難しい。。。
ただ、日本に死刑制度があるのなら、100%冤罪を出さないような捜査や裁判をして欲しい!
死刑制度の是非はもちろんですが、司法の問題の方が重大なような、そんな大きな問題を投げかけている1冊だったと思います!