石井光太の『近親殺人 そばにいたから』!
日本で起きる殺人事件の半数が家族間、親族間で起きている…
介護放棄、引きこもり、貧困心中、精神疾患、老老介護、児童虐待…
人はどんな理由から大切な存在である家族を殺してしまうのか?
実際に起きた7つの事件から見える、家族と社会の課題とは…
…
ここに出てくるほとんどの事件が、精神を病んでしまった人がいて、家族が必死に対応するあまり視野が狭くなってしまい事件が起きてしまう…
病院もあてにならず、薬もその場しのぎ、強制的に入院させてしまうと逆恨みされ、もっと状態が酷くなる始末…
ではどうしたら良かったのか?
それがこの国の抱える課題!
とても他人事とは思えないし、いつ誰が当事者になってもおかしくない事を思えば、日頃から家族で色々と話し合っておくことが大切なのかも…
あとは、いざと言う時に自分ひとりで抱え込まないで、他の家族、ご近所さん、友達、相談出来る窓口などに、もっともっと頼って良いと思います!
そしてこの本に出てくるような悲しい事件が少しでも減っていく事を願っています。。。