小川糸の『食堂かたつむり』!
同棲していた恋人に全てを持ち去られ、恋と同時にあまりに多くのものを失った衝撃から、声を失った倫子…
たったひとつ、手元に残った祖母から譲り受けたぬか床を持って、山あいのふるさとに戻り、1日1組のお客様だけをもてなす、決まったメニューのない小さな食堂「かたつむり」を始める…
この食堂の料理を食べると恋や願い事が叶うという噂が広がり、次第に食堂かたつむりは評判になるが…
…
著者のデビュー作で、柴咲コウさん主演で映画化もされた作品です!
嫌がらせをしに来たお客はおいといて、、、
倫子の周りの人達の心の暖かさにとてもほっこりしました♪
料理の場面はとても細かい描写で、挿絵も写真もないのに、その料理が目に浮かぶようで、私ももっときちんと、もっと丁寧に料理をしないとっ!!!と思いました!
…が、多分これからも「だしの素」のような物に頼ったりしちゃうんだろうなぁ笑笑
母親が飼っていて倫子も食事の面倒をみていた豚(エルメス)を解体していくところはちょっと苦手だったけど、少しの部位も無駄にしないで食べてあげるという愛情も感じました!
ただ、これを映像化した…となると、見てみたいような、見たくないような…感じです💦