これからはゆっくり。。。

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『先生が足りない』

氏岡真弓の『先生が足りない』!

「授業が出来る教員がいない」

「どれだけ探しても代わりの教員が見つからない」

「代わりがいないから休めない」…

全国的に発生している教員不足は教育現場に深刻な影響を及ぼし、学校制度自体が揺らいでいる!

その背景には何があるのか?

朝日新聞編集委員で長年、教育分野を担当する記者により、教育現場の厳しい実態に鋭く切り込む!!!

最近よく耳にする「教員不足」という言葉…

仕事が多岐に渡り、部活の指導などで土日もままならないような状態のわりに、お給料もさほど高いわけでもなく、昔のように生徒や保護者から尊敬されるようなこともなく、やりがいとは程遠い仕事…

だから先生のなり手が少ないんだろうなぁ…

と思っていましたが、そんな理由ではないらしい!

勿論、それも教員不足の理由のひとつではあるらしいですが、少子化による需要と供給、正規教員と非正規教員の問題、国や自治体の取り組み方のチグハグ、予算の分配の問題…などなど…

理由の中で、特別支援学級の存在が大きい…というのも、実際、自分の目でみても凄く納得!!!

どちらにしても、犠牲になるのは未来を担う子供達!

もう少し、国も自治体も教育委員会も長いスパンでこの問題に取り組んで貰いたいと思いました!