椰月美智子の『きときと夫婦旅』!
初めての作家さんです!!
…
中3の息子が家出!
行き先は氷見の友達の家!!
慌てて連れ戻すために氷見に向かう母親のみゆきと父親の範太郎だが、2人はほぼ家庭内別居状態の倦怠期真っ只中!
一緒に息子の元に向かうだけでも苦痛なのに、息子はまだ帰りたくない…と…
図らずも富山に滞在することになってしまったみゆきと範太郎だが、鉄オタの夫のはしゃぐ姿に不満なみゆき…
範太郎も範太郎で、みゆきに不満が…
夫婦のドタバタ旅はどうなるのか?
そして息子は何故家出をしたのか??
…
きときと=新鮮✨
富山の、特に鉄オタにはたまらない魅力が詰まった作品です🎶
鉄道には全く興味のない私は、何線から何線へ…とかの部分は流し読みしちゃいましたが(^◇^;)
でも、その富山の魅力のおかげもあって?、ギクシャクした夫婦の様子が少しずつ変わっていくのが分かりやすい!
ただ、どうしても最後の最後まで範太郎の事は好きになれませんでした💧
息子が1番大人かな?
家出はダメだけど…
冷え切った夫婦(に限らず、人間関係)に、きときとな風を吹き込むと、何かが変わる?動き出す??いやいや、そんな簡単には人間変われない???、そんな話でした!