吉野万理子の『忘霊トランクルーム』!
高校生の星哉は、夏休みの間、長期旅行をする祖母の営むトランクルームで留守番のアルバイトをする事になった!
そのトランクルームに平日毎日訪れる年上の西条さんに憧れの気持ちを抱くものの、そのトランクルームには物に取り憑かれた亡霊(忘霊)が出没するようで、しかも、誰もがその忘霊を見る事が出来る訳でもなく…
星哉は忘霊達の想いを解放しようとするが…
…
星哉が忘霊の存在をあっさり受け入れちゃうのには驚いたけど、まっ、自分に危害を加えない忘霊なら、そっちの世界をちょっと覗いてみたい気もするかな(^◇^;)
お気に入りは第三話の「二〇九号室の貝殻」!
戦時中は理に適わないことも受け入れたり、色々あったんだろうなぁ…
そして最後の「忘霊の真実」にはビックリ!
かなり重い内容だけど、軽いタッチで読みやすかったです♪