まさきとしかの『完璧な母親』!
“新人作家 イヤミス”でググって見つけた初めての作家さんです!!
登場人物が必要最低限に抑えられていて分かりやすく、文章も読みやすい!
でも、イヤミスってほどではなかったかな?
事故で死んだ息子の代わりにその息子と同じ誕生日に子供を産みなおして、死んだ息子の歳の数の蝋燭をケーキに立てるあたり、完璧な母親とは程遠い狂気を感じますが、そこまでしないにしても、子供を亡くした母親なら多かれ少なかれ、亡くなった子供の面影をずっと追い続けているもの?かな?
とにかく、完璧な母親なんて何処にもいないし求めてもいないので、精神的に安定した母親であって欲しい、自分はそうありたい…と思いました!