中山七里の『闘う君の唄を』!
新任教諭として、埼玉県の片田舎の神室幼稚園に赴任した喜多嶋凛…
モンスターペアレンツ達と対立しながら、自らの理想とする教育を実践していき、少しずつ周囲から認められていくが…
凛には人に知られたくない生い立ちが…
実は凛の父親は昔、神室幼稚園の通園バスの運転手をしていて、神室幼稚園の園児3人を殺害した容疑で逮捕され、裁判では死刑判決が出て、獄中で病死…
その秘密が遂に保護者達に知られてしまう…
追い詰められた凛…
そして、驚愕の真実が…
…
前半と後半では随分色味の違うストーリーでした!
前半は身勝手なモンスターペアレンツやそれに流されてしまう園長にイライラしつつも、可愛い園児達や奮闘している凛を応援!
ところが後半になって何やら随分重い話になっていき…
正直、父親が園児殺害の死刑囚だったという凛に自分の大切な子を預けたくない…という保護者の気持ちは分かります…
分かります…が…
針のむしろに立たされた凛が逃げ出さず、良かった💦
そして事件の真相にはビックリ!!!
年少の子供達があまりにも大人びていて、その辺はちょっと違和感がありましたが、全体的にはなかなか面白い作品でした!