これからはゆっくり。。。

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『三匹の子豚』

旅行に行ったり旅行の後処理をしたり、立て続けにお友達に会ったり、図書館に予約している本が全然自分の番に回って来なかったり…で、久しぶりの読書です!

真梨幸子の『三匹の子豚』!

朝ドラ『三匹の子豚』が久しぶりに大ヒットした脚本家の斉川亜樹の元に、市役所から“叔母の赤松三代子が生活保護を申請しているが、扶養が可能か?”との問い合わせの手紙が届く…

だが、亜樹は会ったこともなければ名前も知らない…

それなのに自分にその叔母の面倒を見る義務があるのか?

混乱しつつもその手紙を放置していると、今度は「NPO法人 ありがとうの里」の菊村藍子という女性から、三代子のことで会いたい!と電話が入る…

仕方なく会ってみる亜樹だが…

いや〜、相変わらず、登場人物が嫌な奴ばかりのイヤミス作品💦

色々な登場人物の視点から語られていたり、時系列も複雑で頭がぐちゃぐちゃになります💧

これ、少しずつ何日かに分けて読んだら、さっぱり分からなくなりそう💦

後半の後半に相関図(家系図?)が出てきて、これが最初からあったらなぁ…とも思ったりしましたが、これが分かっている状態だと超ネタバレ状態になってしまうし…

でも、頭がぐちゃぐちゃになりながらもとても面白いストーリーでした!

ま〜、有り得ない話しだけど💦

何の犯人を探しているのか?、何の真相を追っているのか?、霧に包まれているような、掴みどころのない話しが、最後に一気に黒幕(「三匹の子豚」のオオカミ?)に辿り着き、誰にも共感できない嫌な気分のまま?スッキリしました!!!