ソン・ウォンピョンの『三十の反撃』！
1988年に生まれ、1988年生まれに１番多い名前「ジヘ」と名付けられたキム・ジヘは、非正規社員の３０歳…
平凡な名前通りの平凡な大人になったジヘは、正社員を目指すべく、今いる会社でも必死に働き、沢山の他社での面接も受け続けている…
そんなジヘの前に、同じ非正規社員として雇われた同い年のギュオクが現れた…
彼と一緒に社会への小さな反撃を始めるジヘは、自分を見つめ直し、本当に自分がやりたかった事を考えるようになり、現状から１歩、踏み出すが…
…
我が家は韓流ドラマをよく観るので、韓国の若者の生きづらさ、階級社会、学歴社会、大企業以外は負け組、社会人になってももっと上を目指すために退社後に習い事に通う…などなどの事情はうっすら知ってはいましたが、この本を読んでみても、ドラマで描かれている事は本当なんだなぁ…と、韓国特有の厳しさが伝わってきました💦
そして、成功のレールに乗れないと、チキン屋さん？？？
確かに韓国にはチキン屋さんとか個人でやってるカフェが多いようなイメージが…
この話、ハッピーエンドとは言えないけど、ジヘが採用された「休（ヒユー）」という会社で自分らしく生き生きと仕事に取り組めそうで良かったかな♪
