伊藤たかみの『八月の路上に捨てる』!
初めての作家さんで、第135回芥川賞受賞作です!!
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自動販売機に飲料缶を補充する仕事をしている敦は、車で一緒に周っている同僚のシングルマザー、水城さんに、結婚生活の顛末を語り始める…
少しずつすれ違っていく夫婦…
敦は家庭をどうするのか…
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特に大きな出来事が起こるわけではなくて、どこにでも転がっているような話だけど、なんかジワジワくる感じ…
すれ違っていく夫婦がとても切なくて、どっちが悪いとか、どっちの味方だとか、そういうのはなくて、ホント、やるせない。。。
水城さんも、慰めるでもなく、励ますでもなく、聞き手としてとても良い相手だったなぁ!