これからはゆっくり。。。

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『シタマチ・レイクサイド・ロード』

濱野京子の『シタマチ・レイクサイド・ロード』!

初めての作家さんです!

高校2年生の希和子は部員たった5名の文芸部員!

他のメンバーは近現代文学に詳しかったり、詩を書く事が出来たり、小学生の時から童話作家になるのが夢だったり…

希和子は廃部を逃れる為の助っ人部員だったが、自己主張の強い新1年生が入部してきた事によって、自分がクリエイティブな才能のある人間ではないことに、次第に負い目を感じ始める…

そんな時、年下で妹の元カレだった朔と再会!

物語を書けない希和子のジレンマをさり気なくフォローし、背中を押してくれる朔の気持ちに気付いた希和子は朔の気持ちに応えられるのか?

文芸部員達が先輩後輩関係無しにみんなはっきり自分の意見を言うから、リアルだったらもっと部の雰囲気が悪くなってしまいそうだけど、お互いの良いところをしっかり見極めていて認め合っている所が良いなぁ♪

そんな仲間に囲まれて、朔からも影響を受けて、希和子も成長していく青春物語で、特に朔との関係がドキドキキュンキュンしちゃいます♡

サクッと読める1冊でした♬