砂川文次の『ブラックボックス』!
初めての作家さんで、2021年の芥川賞受賞作です!!
サクマは高校卒業後、自衛官や不動産屋、コンビニなどの職に付きながらもいずれも長続きせず、自転車でのメッセンジャーとして働いている時も、走りに負の感情がバシバシと現れるような、自分の感情を抑えきれない男!
それでも彼女の妊娠が分かると、少しだけ前向きに生きていこうとするものの、短絡的に暴力に走り、刑務所行き。。。
「ずっと遠くに行きたかった。今も行きたいと思っている。」と考えるサクマはどこにか向かうのか???
ん〜…
最初から最後まで、ザワザワというか、モヤモヤというか、イライラというか、そんな、読んでいて決して気持ち良くならないような作品、、、
主人公のサクマに共感する所がひとつもなくて、正直、好きではなかった、、、
自転車の専門的?な説明部分も多すぎる感じ、、、
全体的に少しダークな内容に、読み終わった後、どっと疲れが出た1冊でした💧