是枝裕和の『歩いても歩いても』!
開業医だった父とそりの合わない良多は、妻と妻の連れ子と一緒に帰郷するが気が重い…
明るくて細かい事に頓着しない姉家族も来て、久しぶりに家族が揃うが、15年前に事故で亡くなった良多の兄の命日ということもあり、老いた両親との重たい空気の中、様々な思いが交差する…
…
初めての作家さんです!
映画は何本か見たことがありますが、これも映画化されていたみたい…
知らなかったけど💧
どこにでもありそうな、ありふれた家族の風景…
家族だからこそややこしいんだろうなぁ…
「人生はいつもちょっとだけ間に合わない」…というのがとても心に残りました!
でもその時は気付かない、大切なものを失ってから気付く…
人はそうやって色々後悔をしながら生きていくものなんだろうなぁ…
家族を大切に思う気持ちが上手に相手に伝わらなくても、愛情が痛いくらい伝わってくる物語でした。。。