小川糸の『ライオンのおやつ』!
若くして余命宣告をされた雫は、瀬戸内の島のホスピス「ライオンの家」で残りの日々を過ごすことに決める…
そこでは毎週日曜日、入居者がリクエスト出来る「おやつの時間」がある…
誰のリクエストが選ばれるのかは当日のお楽しみだが、雫はなかなかリクエスト出来ずにいたが…
…
悲しくて切なくて、でも、なんか柔らかく優しい物語でした!
誰にも訪れる「死」を目前にして、人はどう過ごしていくのか?
1日1日を一生懸命に生きること、最後の瞬間まで人生を味わい尽くすこと!
不覚にも、雫のことを羨ましい…と思ってしまった💧
私の方が雫よりだいぶ長く生かされているのに…
でも、そう思ってしまうほど、雫の人生は人よりちょっと短かったかもしれないけど、周りの人達に恵まれて、とても幸せな人生だったと思います。。。
久しぶりに泣きそうになった物語でした。。。