まさきとしかの『屑の結晶』!
この筆者さんの作品は3作目で、前2冊は母性がテーマになっている感じでしたが、この本も結局、親に恵まれなかった可哀想な2人の歪んだ純愛?なのかな??
「クズ男」と呼ばれる小野宮楠生と、なんだかんだ1番嫌な人間に思えた宍戸真美との関係性が、東野圭吾の『白夜行』に少し似ている気がしました!
あと…弁護士の宮原貴子になんかイライラ💦
最終的にはほぼ真実に辿り着くけど、その過程に時々無能さが…
人間的にはイイ人なのかもしれないけど、弁護士向きではないかな。。。
表紙のイケメン君は、私的にはちょっと小野宮楠生とはイメージが違う気がします!
で、銀杏…と思っていたヒラヒラしたものは…
そうかっ!
黄色いハンカチだったのね!!!
なんか文句ばかり書いてしまいましたが、内容としては一気読みの面白い作品でした!