雫井脩介の『クロコダイル・ティアーズ』!
想代子はかつての恋人、隈本に夫を殺される…
裁判で判決が出た後、隈本は「想代子に頼まれた!」と告白…
想代子は否定するものの、義母やその姉は想代子を疑うが、決定的な証拠がない…
想代子は本当に夫殺害を元恋人に依頼したのか?
…
女に嫌われる女の想代子…
ある意味、可哀想だけど…
本人に悪意がなくても周りが想代子の気持ちを察してしまうのか?すべて想代子の思い通りになっていくってのは、本当に想代子は悪女ってことなのかな?
女はそういう匂いを嗅ぎつける力が強くて、男はまんまと乗せられてしまうんだろうなぁ…
この作品、直木賞候補だったようですが、私的には今ひとつ💧
捻りもないし、イヤミスも中途半端だし、好きなキャラもいなくて…
なかなか『火の粉』や『望み』を超える作品が出てこないなぁ…