吉田修一の『静かな爆弾』!
耳の不自由な女性「響子」と、日々、忙しく飛び回っているジャーナリストの男性「俊平」の恋愛物語。。。
メモで会話をする2人の世界はとても静かで、反対に、職場での俊平の周りはとても静かとは真逆の環境で…
音のない世界はなかなか想像しづらいし、筆談だけでは伝えたいことのほんの一部しか相手に伝えることが出来ないかもしれないけれど、それでも相手を大切に思う気持ち、相手を思いやる気持ちがあれば、乗り越えられる壁だと信じたいです。。。
この2人もきっと…
最後のメールの「会いたい」に、俊平の色々な気持ちがギュギュッと凝縮されてきゅん♡っとしました(^^;;