井上荒野の『その話は今日はやめておきましょう』!
初めての作家さんです!!
そして今年の1冊目!!!
今となっては何故この本を図書館に予約したのか?全く覚えていませんが、予約してから手元に来るまで半年もかかったんだから、何かで話題になった本なのかな??
取り立てて不自由のない老後をスタートさせた昌平(72歳)と妻のゆり子(69歳)!
ところが昌平が怪我をしてしまい、そんな時にちょっとした事で知り合った少年一樹に病院の送り迎え(小一時間)を1回5000円でお願いする事に…
その内、病院でのリハビリに合わせて毎週木曜日に送り迎えの間に家の中の事もやってもらう事にして、3時間で7000円を払う事になったが、一樹が家に出入りするようになってから、アクセサリーが無くなったり、1度は無くなった腕時計がまた出て来たり…と不思議なことが続き、ゆり子は一樹を疑いながらも「良い子だし、自分達の勘違いかもしれないし…」と疑惑を振り払うが…
ん〜、、、
読みやすかったし、モヤモヤしたりイライラしたりしながらも、なかなか面白かったです!
一樹が本物の悪者じゃなくて良かった!!
昌平とゆり子の対応も良かった!!!
老夫婦と一樹の関係が最後は残念な結果だったかもしれないけれど、お互いに愛情のある別れだったと思います(^-^)
でも私がこの本で1番感心したことは、昌平とゆり子が高齢になってからクロスバイクを始めて、頻繁に10Kmくらい2人で遠出をしていたこと!!!
若いうちからやっていたのなら分かるけど、今の70歳くらいって、そんなに元気なの???
スイーツもよく食べてるみたいだし、怪我が完治していなくても夜の夫婦生活を試みたり…
私は今、50半ばだけど、10年後、20年後に自分の足で歩いているかも自信ない。。。
今朝、雪の残っている歩道をゆっくり気を付けながら歩いていたら、後ろからスタスタと若い女性に抜かされて、「あ〜、若いって素晴らしい!」としみじみ思ったし…
ダメ、ダメ、ダメ!!!
今のままでは、今の骨活じゃ〜甘い💦
もっと足腰鍛えなくちゃっ!!!