今村夏子の『星の子』!
初めての作家さんです!!
病弱な娘を救う為に新興宗教にハマっていく両親…
それが当たり前のことのように成長していく「ちひろ」…
少しの「?」を感じながら…
私は宗教に対してとやかく言うつもりはありません。。。
「信じるものは救われる」とか「病は気から」ってことわざがあるくらいだから、本人達が信じて、救われて、幸せに感じるなら、それはそれで良いと思います!
ただ、他人を巻き込んだり騙したりお金儲けに走らなければ…
そういう点では「ちひろ」と両親は幸せなんだと思います。。。
ただ、新興宗教にハマっていく親、その事で周りから白い目で見られることに堪えられず家出をして行方が分からなくなってしまったままの「ちひろ」の姉の事を考えると、ちょっと…
ラストのシーンはこの家族のこの先を色々想像してしまいます!
「ちひろ」はこのまま両親と共に生きていくのかな?
それとも、両親とも宗教とも離れて生きていくのかな??