葉真中顕の『そして、海の泡になる』!
バブル期に「北浜の魔女」と呼ばれた朝比奈ハルの人生を、関係者のインタビュー形式で綴っていく話し!
彼女はワガママに自由に生きてきたけど幸せではなかったようで、どんなにお金を増やしても、周りの人間を侍らせても、結局はお金に縛られた人生だったのかな。。。
私もバブルをちょっとだけかじった世代ですが、今思うと、ホント、あの頃は狂ってた、色々…
株はどんどん上がる、土地もどんどん高騰する、お給料もどんどん上がる…と表向きは誰もが信じていて、バブルが弾けかけても「まだ大丈夫!」と信じようとしていた時代!
何が大丈夫なんだか???
今もコロナ禍で、緊急事態宣言とか蔓延防止等重点措置とかお酒の提供禁止とかって世の中なのに、オリンピックに沸き始め、私も「オリンピックは延期か中止!」と思っていたのに、結局テレビ観戦してて、、、
そのオリンピック、選手や関係者をバブルで包む…って言ってるけど、バブルは既に弾けてるし、そもそも初めからバブルになってなかった気もするし、、、
バブル…って言葉、なんか嫌いだな。。。
話しはズレましたが、この本、バブル期を思い出しながら読んだ一冊でした!