これからはゆっくり。。。

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『死刑にいたる病』

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櫛木理宇の『死刑にいたる病』!

どんどん話しに引き込まれていき、一気読み!!!

鬱屈した大学生活を送っていた主人公の雅也が、昔の知り合いで今や有名なシリアルキラーの死刑囚である榛村に呼び出され、留置所に面会に行き、9件の殺人のうちの最後の1件は冤罪なのでそれを証明して欲しい…と依頼され…

人の心の弱い部分に上手に入り込み、コントロールしていく榛村が恐ろしくもあり魅力的でもあり…

そして、雅也が事件関係者を調べていくうちに、若い頃の自信のあった自分を取り戻していくようで、実はやはり榛村に操られて、少女を見る目も変わっていき、殺人の1歩手前までいってしまい、あ〜、このままそっちの世界に行ってしまうのかな〜???…と読み進めていましたが、真実(らしきもの?)に辿り着き、榛村との拘置所での面会も終わりにしたのに…

まさかまさかの「えっ?彼女も???」!!!

この話しに続きがあるのなら、どうなっていくのか想像するだけで怖いっ💦

この作者さんの作品を読むのは2冊目でしたが、

2冊ともアタリだったので、他の作品も読んでみます!