薬丸岳の『誓約』!
読み始めてすぐにグイグイと話しに引き込まれて、それで?それで?…と面白く読み進めていたのに…
後半になってくると、この主人公の身勝手さになんかガッカリ。。。
自分が若い頃、散々周りの人達や何の関係もない人達を傷付けてきたのに、顔を変えて過去を捨てて、 イイ人に生まれ変わったかのように生活し、家族を持ち、でも、自分の過去の身勝手な約束(誓約)のせいで娘が危険にさらされ、娘の安全の為には…と、最後はやっぱり暴力で問題を解決していこうとする…
どちらかと言うと、犯人の方に感情移入しちゃいますが、それも23年前の恨みと思うと、やや動機が弱いかな(-_-;)
せめて1月14日を主人公が覚えていたなら。。。