薬丸岳の『神の子』上下!
2冊で約1100ページという長編作です!!
戸籍を与えられず学校にも通えず、虐待され生きてきた町田が、14才で家を出て犯罪組織に関わり、高いIQがゆえに闇の世界のボスに執着され…
続きが気になってどんどん読み進んでいきますが、町田が大学生になって会社発足に関わる辺りはなんとなくタラタラした感じに…
でも、最後まで読むとそこも本筋に重要なポイントで、結果、面白かったです!!!
人間として基本的な感情が欠如していた町田が、少しずつ、少しずつ、人間味が出てきて、最後の楓との関係は、続編があっても良いんじゃないかな〜…って思えるものでした!
でも続編、ないだろうな。。。