薬丸岳の『虚夢』!
刑法39条(心身喪失の行為は、これを罰しない)が軸になった話し。。。
統合失調症の男に娘を殺された母親が、刑法39条により罪に問われなかった加害者、裁かなかった司法、障害者ということで急に二の足を踏んだ報道関係に疑問を持ち、自分が統合失調症になったように装って復習を果たそうとする…
うさぎのぬいぐるみの中に忍ばせた、この母親の手紙が衝撃!!!
薬丸岳の作品は、この刑法39条といい、少年法といい、もどかしい?やるせない?、とても考えさせられる話しが多く、どの作品ものめり込んでしまい一気読みしちゃいます!