貫井徳郎の『私に似た人』!
10人の物語で綴られていて、1人目の話しは何だか特にワクワク感もなく終わってしまい、えっ?こんなもん???って正直期待外れな感じがしましたが…
2人目以降から、何やら何処かでストーリーが繋がっていく臭いが…
日本の格差社会を憎む貧困層に言葉巧みに小口テロ実行させる「トベ」と言う黒幕、小口テロの実行犯、被害者、その家族、小口テロを実行するまでの信念のない人物…とさまざまな人物か出てきますが、途中で誰がおおもとの「トベ」なのか、私、分かっちゃった(^^)v
だから最後の物語にその名前が出てきて納得!
もう少しヒネリが欲しかったけど、まずまず面白かった一冊でした♪