これからはゆっくり。。。

旅行記・読書・食べ歩き・子育てetc...

『風と共にゆとりぬ』

3連休明け、風邪の症状がずいぶん良くなってきたまっちんは無事に出勤していき、全く体調を崩さなかったえいちんも今年初出勤! 私もまっちんも病院に行かなかったし何の検査もしなかったけど、えいちんが無傷ってことは、コロナでもインフルエンザでもなく…

『ノストラダムス・エイジ』

年明け辺りから喉に違和感があり、5日に私が発熱、6日には平熱近くに下がりましたが、代わりにまっちんが発熱。。。 念の為、コロナとインフルエンザの検査をしてもらおうと病院に電話を入れたら、混んでいて受け入れられない…と… ま~、お正月明けだし、…

『時をかけるゆとり』

おはようございます。 能登半島地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。 昨年秋に金沢旅行に行ってきたばかりなので、尚更思うところがあります。 新年早々、地震や航空機事故など、胸が痛いです。 皆様が少しでも早く平穏な日々に戻れますよう…

『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』

川内有緒の『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』! 「白鳥さんと作品を見るとほんとに楽しいよ!」という友達のマイティの一言で、全盲の白鳥さんとの美術館巡りが始まった! 色々な作品を前にして会話を始めると、新しい発見がどんどん出てきて、そ…

『此の世の果ての殺人』

荒木あかねの『此のや世の果ての殺人』! 第68回江戸川乱歩賞作です!! 小惑星「テロス」が日本の熊本県阿蘇郡に衝突する事が発表され、世界は大混乱に陥った… 悲観した人々が自ら死を選んだり、各国で大規模な暴動も発生… どうにか生き延びようと、日本の…

『一心同体だった』

山内マリコの『一心同体だった』! 初めての作家さんです! 色々な女の子達の10歳から40歳までの8つの話し… 夢を見たり、夢に挫折したり、出会いがあったり別れがあったり… それぞれの女の子達の友情がロンド形式で繋がっていく、平成の30年史! … 私…

『朽ちゆく庭』

伊岡瞬の『朽ちゆく庭』! 中堅ゼネコン勤務の父・洋一は仕事でトラブルを抱え、自宅謹慎になるが本当のことを家族に言えずにいた… パート勤めの母・裕実子は上司と不倫中な上、同僚の悪巧みにより、更なる秘密を持つことに… 中学生で1人息子の真佐也は、同…

『そして誰もゆとらなくなった』

朝井リョウの『そして誰もゆとらなくなった』! 腹痛との戦い、催眠術体験、ダンスにまつわるあれこれ、クリスマスのホールケーキにかける熱い思い…からの脂質異常症、北米&南米への旅… 著者が一生懸命に生きていたから生まれてしまったエピソードが20編…

『看守眼』

横山秀夫の『看守眼』! 表題作、他5作の短編集です! 「看守眼」 刑事になるという夢は叶わず、留置管理係として職業人生を閉じようとしている近藤が、証拠不十分で釈放された男を追う…死体なき殺人事件の顛末とは… … 警察ものの小説といえば横山秀夫! こ…

『あなたが誰かを殺した』

東野圭吾の『あなたが誰かを殺した』! 閑静な別荘地で連続殺人事件が起こった… 犯人はまもなく捕まるが、動機や犯行方法などを黙秘… 納得のいかない遺族達は犯行が起こった別荘地に集まり、真相を知る為の「検証会」を開く! そこには遺族の職場の先輩から…

『嘘つきジェンガ』

辻村深月の『嘘つきジェンガ』! 初めての作家さんです!! 名前はよく耳に(目に)していましたが… 「2020年のロマンス詐欺」大学進学の為に山形から上京してきた燿太だったが、コロナ禍で緊急事態宣言が発令され、授業もサークル活動家もバイトも始められ…

『新!店長がバカすぎて』

早見和真の『新!店長がバカすぎて』! あの、山本猛店長が「武蔵野書店」吉祥寺本店の店長として帰ってきた! 相変わらず空気の読めない山本店長… 本や書店を取り巻く環境がますます厳しくなっていく中、契約社員から正社員になっていた谷原京子は時には泣…

『ライオンのおやつ』

小川糸の『ライオンのおやつ』! 若くして余命宣告をされた雫は、瀬戸内の島のホスピス「ライオンの家」で残りの日々を過ごすことに決める… そこでは毎週日曜日、入居者がリクエスト出来る「おやつの時間」がある… 誰のリクエストが選ばれるのかは当日のお楽…

『ハンチバック』

市川沙央の『ハンチバック』! 市川沙央のデビュー作、第169回芥川賞受賞作です!! … 釈華の背骨は右肺を押しつぶす形で極度に湾曲し、普通に歩くことが出来なくなってもうすぐ30年になる… 両親が終の棲家として残したグループホームの10畳ほどの部屋か…

『♯ある朝殺人犯になっていた』

藤井清美の『♯ある朝殺人犯になっていた』! 初めての作家さんです!! 浮気淳弥(うきじゅんや)は東大卒の佐藤昌紀と「スレンダーズ」という漫才コンビを組んで3年の売れない芸人… ある朝、SNS上で自分が10年前に自分の実家の近くで6歳の女の子が犠牲…

『三匹の子豚』

旅行に行ったり旅行の後処理をしたり、立て続けにお友達に会ったり、図書館に予約している本が全然自分の番に回って来なかったり…で、久しぶりの読書です! 真梨幸子の『三匹の子豚』! 朝ドラ『三匹の子豚』が久しぶりに大ヒットした脚本家の斉川亜樹の元に…

『時刻表2万キロ』

宮脇俊三の『時刻表2万キロ』! こちらのはてなブログでお世話になっている方が紹介していた本です!! ちょっと気になって図書館で借りてきたんですが、「水濡れあり」とか「汚れあり」、「折れあり」…など、少し汚れている本はたまに回ってきますが、この…

『玉瀬家、休業中。』

まさきとしかの『玉瀬家、休業中。』! 41歳のバツイチ澪子のところに姉の香波が金の無心にやってくる! しかし、離婚し仕事もお金もない澪子の状況を知り、香波は澪子を連れて母の住む実家に帰る! 10年ぶりに実家に戻ってきた出戻り娘達を笑い飛ばす母…

『特殊清掃人』

中山七里の『特殊清掃人』! 20代 無職の男性 30代 独身女性 40代 ベンチャー企業家 80代 資産家男性 特殊清掃業者「エンドクリーナー」には、日々、様々な依頼が押し寄せる! 彼らの仕事を通して、孤独死した人が抱えていた様々な事情が浮かび上が…

『ハヤブサ消防団』

池井戸潤の『ハヤブサ消防団』! 東京での暮らしに見切りをつけ、亡き父の故郷であるハヤブサ地区にうつりすんだミステリー作家の三馬太郎! 地元の人に誘われてハヤブサ地区の消防団に入団する! 相次ぐ放火と思われる火災、地元の男の謎の死、このハヤブサ…

『三十の反撃』

ソン・ウォンピョンの『三十の反撃』! 1988年に生まれ、1988年生まれに1番多い名前「ジヘ」と名付けられたキム・ジヘは、非正規社員の30歳… 平凡な名前通りの平凡な大人になったジヘは、正社員を目指すべく、今いる会社でも必死に働き、沢山の他社での面…

『きみの話を聞かせてくれよ』

村上雅郁の『きみの話を聞かせてくれよ』! 初めての作家さんです!! ひとつの中学校を舞台に、生徒達のこの年代特有の単純で、でも複雑な気持ちや、1人1人が抱えている秘密を描いた短編集… 〜ぼくらは自分のままでいたいだけ そうであるように、ありたい…

『考えごとしたい旅 フィンランドとシナモンロール』

益田ミリの『考えごとしたい旅 フィンランドとシナモンロール』! 温かいコーヒーとシナモンロールを頬張りながら、通りを歩く人々をぼんやりと眺める… そして、時間とか人生、死、自分について考える自由な旅のエッセイ! … コロナ罹患中は全く本を読めなか…

『骨を彩る』

彩瀬まるの『骨を彩る』! 10年前に妻を失った津村に最近、気になる女性が現れるが、今一歩、踏み出せずにいた… そんな中、妻の残した手帳に「だれもわかってくれない」という言葉を見つける… 妻はどんな気持ちで死んでいったのか… …短編ですが、ちょっと…

『海よりもまだ深く』

是枝裕和の『海よりもまだ深く』! 15年前に文学賞を取ったきりの自称作家の良多は、「小説の取材」と言い訳をしながら探偵事務所で働いている! 手にしたお金をすぐにギャンブルに注ぎ込んでしまう良多に愛想を尽かした元妻との間に出来た息子の養育費さ…

『歩いても歩いても』

是枝裕和の『歩いても歩いても』! 開業医だった父とそりの合わない良多は、妻と妻の連れ子と一緒に帰郷するが気が重い… 明るくて細かい事に頓着しない姉家族も来て、久しぶりに家族が揃うが、15年前に事故で亡くなった良多の兄の命日ということもあり、老…

『累々』

松井玲奈の『累々』! 同棲中の彼からプロポーズを受けるが、私の年齢は結婚に適しているのか?と悩む23歳の「小夜」… 獣医師のセフレと奔放に夜を過ごす「パンダちゃん」… パパ活女子との関係を恋愛ゲームのように楽しむ男の前に現れた女子大生の「ユイ」…

『ベアボーンボウリング』

ブライアン・ボスの『ベアボーンボウリング』! こちらの「はてなブログ」でいつも記事を読ませて頂いている方が紹介していた本で、プロボウラーとして30年以上投げ続けているブライアン氏が、骨格モデル「ボーンズ君」を使ってボウリングの達人たちの身体…

『キッズ・アー・オールライト』

丸山正樹の『キッズ・アー・オールライト』! SNS上での「このままだとあたし、おばあちゃんをころしちゃうかも」という書き込みを見付けたNPO法人「子供の家」代表の河原は、この子はヤングケアラーかもしれない…と思い、「子供の家」を手伝ううさこに発信…

『水まきジイサンと図書館の王女さま』

丸山正樹の『水まきジイサンと図書館の王女さま』! 義父がコーダ(ろう者の両親の家庭で育った聴者の子供)のため手話を使える美和と、発達障害や場面かん黙症で人前で話す事が出来ないために手話を覚えた英和は、2人の時は手話で会話する! そんな2人の…