中山七里の『贖罪の奏鳴曲』！
御子柴弁護士シリーズの１作目です！！
３作目の『恩讐の鎮魂曲』を先に読んでしまったからか？御子柴に、何の罪もない幼女を殺してしまった過去があっても、お金に汚い悪徳弁護士と言われようと、根っからの悪人には思えない。。。
そして、この話しも１つの事件を追うだけではなく、御子柴が何故弁護士になろうとしたのか？、どう自分の罪と向き合っているのか？が分かる医療少年院に入院してしていた頃の話しも織り込まれていて、最後まで飽きずに読むことが出来ました！
医療機器の話しは少し流し読みしてしまいましたが(;^ω^)、御子柴の活躍といい、教育担当で恩師（父親代わり）の稲見の存在といい、最後のどんでん返しといい、なかなか読み応えがありました！
