櫛木理宇の『虎を追う』!
30年前に起きた幼女連続殺人事件…
犯人として逮捕され、裁かれ、死刑判決を受けた2人のうち主犯と見られていた男は獄中で病死し、あと1人はずっと無罪を主張…
当時、その事件に少し関わった元刑事が孫たちと真相を追う話しですが、とにかく事件の残虐すぎる描写がキツイ💧
この作家さんの作品は何作か読んでいますが、どれも「本当に女性の作家さん?」って思ってしまうほど、男目線的な描写が多いような気がします!
肝心の内容はスピード感があって一気読み!!!
特に、SNSを最大限に利用して真相に迫っていくところが今っぽくて、孫たちの活躍が素晴らしかったです!
ただ…
事件の真相が分かり、真犯人を逮捕してめでたしめでたし…ではなく、最後のエピローグがそら恐ろしくて、ゾワッとしました。。。