櫛木理宇の『世界が赫に染まる日に』!
従兄弟がイジメによって大きなダメージを負ってしまい、その復讐を考える櫂と、15歳で自殺する…と決めている文稀が出会い、協力関係を結び、予行練習として、ネットで見つけた自分達とは無関係な、犯罪を犯しても少年法に守られて自分の罪を反省せずのうのうと生きている少年達を次々と襲い始め…
文稀の出生、家庭環境には同情するものの、櫂の気持ちも分からないでもないにしろ、何しろ暴走し過ぎ。。。
そして、暴力描写が多くてキツイ。。。
ただ、実際に起こった事件を引き合いに出したり、とても読みやすい作品でした!