中山七里の『護られなかった者たちへ』!
初めての作家さんです!!
生活保護をテーマにしたミステリー作品ですが…
“健康的で文化的な最低限度の生活”…っていったいどんな生活なんだろう?
そして、生活保護受給申請者が増えているのに、予算は減らされ、きちんとした審査なしで書類の不備で却下…とかって…
反対に、仕事が出来るはずなのに生活保護に甘えて、受給日にそのお金を持ってパチンコをしにいく…って話しも聞いたことあるし…
でも、パチンコはともかく、受給者にはほんの少しの娯楽すら許されないの?
とか…
ま〜、最低限度生活の娯楽のボーダーラインも難しいけど…
とにかく現代の日本で餓死する人がいるのは現実だし、とても切なくてやるせない話し…
特に最後のSNSに投稿された犯行声明「護られなかった人たちへ」は心が揺さぶられました。。。