貫井徳郎の『殺人症候群』!
『〜症候群』シリーズの3作目です!!
700ページ超えの長編ながら、展開が早く読みやすかったです!
が…
なんともやり切れない、辛い話し…
未成年だったり精神障害があったりで、法で裁けず、自分の罪を反省もせず野放しになっている殺人加害者への復讐は許されるのか?
勿論、許されるはずはない…とは分かってはいるものの…
被害者家族の無念を晴らすべく、「職業殺人者」として加害者達を殺していく響子も渉に、どうにか逃げ延びて欲しいと思ってしまう…
でも結局…
そして、展開的に、環氏率いる秘密の組織はこれで消滅=『〜症候群』シリーズは完結かな。。。