桐野夏生の『夜の谷を行く』!
連合赤軍事件に関わった1人の女性の物語で、フィクションですが、連合赤軍のメンバーが実名だったり、事件の大まかなところは本当のことだったり・・・で、読んでいて気分が悪くなる感じです(~_~;)
しかも、主人公の女性が、なんか、他人ごとのような、無責任なような、身勝手なような・・・
感想が喉まで出ているんだけどうまく言葉にならない感じ。。。
事件のメンバーをつないでいく男性“古市”の正体が、ラスト数ページで「もしや!!!」と思ったら、本当にその「もしや」でした!
主人公と古市のその後を想像してしまいます・・・